コレステロール値

健康に気を配っている人であれば、コレステロール値はとても気になるものでしょう。テレビのCMを見ても、雑誌の広告を見ても、コレステロールを下げる食品や飲み物などが大きく宣伝されています。コレステロール値が高いことばかりに警鐘が鳴らされていますが、高いばかりが悪いのでしょうか。反対に低い場合も体に良いものではありません。コレステロール値が低いと、どうなるか気になります。

低コレステロールになるとどうなる?

低コレステロールになるとどうなる?コレステロールは、数値が高ければ高いいほど警鐘を鳴らされます。コレステロール値が高いと生活習慣病をはじめ、様々な疾患にかかることも知られています。

誰もがコレステロール値を下げることばかりに一生懸命になり、その反対になると数値が高いのと同じに、様々な疾患にかかることは、あまり知られていません。コレステロール値が低すぎても体には決していいのものではりません。

実は、コレステロール値が高いよりも、低い方が体への影響は大きいのです。低コレステロール血症と呼ばれるものは、数値が150mg/dl以下のものを言います。

低コレステロールになる原因

まず、どうして低コレステロールになってしまうのか、原因を知る必要があるでしょう。まず、一次性と呼ばれる、原発性のものなのか、二次性と呼ばれる、他の疾患があるせいなのかを知りましょう。

一時性のものだと、α-リポタンパク(HDL)欠損症(別名Tan gier病)、無β-リポタンパク(LDL)欠損症、低β-リポタンパク欠損症になる可能性があります。

二次性のものだと、甲状腺機能亢進症、肝炎や肝硬変、貧血、消化不良症候群、悪液質、アジソン病、経静脈高カロリー輸液などになる可能性があります。もっと怖いのが、下で取り上げているがんとの関係です。

ページの先頭へ

低コレステロールだとがんになりやすい?

低コレステロールだとがんになりやすい?コレステロール値が高いと、様々な疾患を呼び、がんにもなりやすいと言われてきました。ですから、コレステロール値は低いほど良いと言われていたのです。

ですが、コレステロールが低すぎると様々な弊害が出てくることが分かってきました。コレステロール値が低いほど、がんの発症率やそのがんによって命を落とす人の数が多いと言う調査報告が全世界からされたのです。

どうして低コレステロールだとがんの危険性があるのかはまだ解明されていません。低コレステロールだからいけないのではなく、低コレステロールになるような生活習慣がいけないのではないかとも言われています。

日本においては、コレステロール値が男性で90〜170mg/dl、女性では91〜182mg/dlの範囲が危険であると言われています。コレステロール値を下げることばかり考えず、必要以上に下げないことも大切なのです。

ページの先頭へ

小型LDLコレステロール

小型LDLコレステロール、聞きなれない人の方が多いでしょう。LDLコレステロールの中で、極めて小さなものです。このコレステロールは小さいために、血管の壁に入って生きやすいうえに、酸化しやすいという性質を持っています。

動脈硬化が起こる一番の原因は、血管の壁についたコレステロールが酸化することです。そのため、小型LDLコレステロールは、超悪玉コレステロールとも呼ばれているのです。小型LDLコレステロールを多く持つ人は、中性脂肪が高い人、血糖値や血圧が高い人の中に、『HDLコレステロール値が低い人』も含まれています。

HDLコレステロールが少ない=善玉コレステロールが少ないということです。小型LDLコレステロールのことを詳しく知りたいのであれば、血液検査によって調べることができます。この検査には健康保険が適用になります。

ページの先頭へ